大阪メトロ堺筋線・谷町線・阪急千里線が交差する天神橋筋六丁目。にぎやかな商店街を抜け、本庄東の住宅街へ歩いていくと、木目の格子と「pao福」の看板を掲げた一軒に行き着く。鶏料理一筋の居酒屋「鶏居酒屋pao福」だ。

扱うのは京赤地鶏。国産地鶏の中でも肉質と旨味で知られるブランド鶏を、刺し・焼き・揚げの三本柱で味わわせる。看板は「チキン南蛮フライ」。サクッとした衣にたっぷりのタルタルが乗る一皿は、人気No.1の理由を口に運んだ瞬間に納得させる。鶏刺し四種盛り、肝刺し、自家製つくね三種、よだれ鶏 ――― どれをとっても鶏の輪郭がくっきりと出る。

店内は黄色い壁と黒いカーテンが効いた、明るく開けた空間。50席の中に個室が二部屋(最大24名・8名)あり、グループ利用にも対応する。一人で来てもカウンターでサクッと、宴会なら個室でじっくり、貸切なら最大50名まで――シーンを選ばない懐の深さが魅力だ。

ドリンクは生ビール、ハイボール(黄色い壁を背にしたサーバーが目を引く)、焼酎、日本酒、リキュール各種と、鶏料理に合わせやすいラインナップ。平均予算は通常3,500円、宴会コースで4,500円。住宅街の隠れ家ながら、地元客から会社帰りのグループまで連夜にぎわう、天六で押さえておきたい鶏の一軒だ。